投資家見習いの投資日記、ときどきアクア

アラフィフの投資家見習いがそれなりの投資家になる課程や趣味の熱帯魚について書いていきます。

イカナゴのくぎ煮

 ちょうど今頃、関西特に瀬戸内海、大阪湾沿岸部の風物詩にイカナゴくぎ煮がある。町中を歩くとくぎ煮を煮るショウガ醤油の香りがどこからと無く香ってくる。ところが今年は全くその気配がない。ニュースでも取り上げられているが、極端な不良だそうだ。大阪湾では3日間で今年の漁を取りやめにしたそうだ。

 ここ数年。毎年イカナゴの価格は上昇していた。私の記憶では10年くらい前は2kgで800円程度だったと思うが、今年は4000円程度にもなっている。イカナゴくぎ煮を家庭で作る方は、大抵近所や親類に配るために10kg、20kgと買うのだが、この値段では買えない。多くのお年寄りが独自のレシピで煮付けた自慢のくぎ煮を配るのを楽しみにしていただろうに、年に一度の楽しみを奪われて気の毒である。このまま、この文化は廃れてしまうのでしょうか。